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ときめきマルジナリア|なにげなWeekly

オルビス社員のひなたと靴下柄の相棒猫・くつしたさんの凸と凹な毎日。うっかり!が発生してちょっと残念な日だって角度を変えれば愛おしくなる。そんな瞬間を捉えた、ほぼノンフィクションなお話を、週替わりでお送りします。

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プロフィール紹介

ひなた(左)
オルビス社員歴いつの間にか5年目。くつしたさん曰く、「なんでも器用にこなせるのに、時々とんでもなく不器用な動きを見せる不思議なニンゲン。」家に着くとまっさきに靴下を脱いでしまう。

くつしたさん(右)
靴下柄がチャームポイントなひなたの相棒猫。御年5歳。趣味はひなたの見守りとニンゲン観察。時折、達観したそぶりと鋭い考察を見せる。ひなたが脱ぎっぱなしにした靴下をときどき片づけてあげる。

ときめきマルジナリア

こんにちは。ひなたです。

スナックと同じぐらい用もないのに足しげく通ってしまう場所、そう、それは本屋さん。

小さい頃から本が好きで、あまり本を読まないという同僚に「そんなに本を読んでエライ」と言われたりするのですが、ただの趣味の一つなので、褒められるなんて得しているなあ~と思います。本を読むことは筋トレにちょっと似ていて、読めば読むほど筋肉がついて読むことは苦ではなくなり、身体になじみ、そのうち読まないとどことなく落ち着かない領域へ…。ストレスがたまるとついつい本を購入してしまう癖があるため、積読本が枯渇することはありません。

本屋のなかでも古本屋はちょっと違う楽しみ方がある場所。最初はなかなか見つからない絶版本や海外の本などを探すために訪れていたのですが、実際に古本を手に取ると、誰かから誰かへと渡り歩いてきた歴史を感じられるところがなかなか面白いと感じるようになりました。

特に【マルジナリア】と呼ばれる、本の余白に書き込みをしたものなどを見つけた際にはドキドキ胸が高鳴ります。

言い方を変えれば【落書き】になってしまうので、大抵は値下げされており、「これがめちゃくちゃすごい人の書き込みだったら逆のことが起こるのだろうな~」などと思いつつ、この本を読んでいたのはどんな人で、どこを面白いと思ったのか、どこの誰かも分からない過去の読者に想像が膨らみます。(『耳をすませば』で天沢聖司が気になっちゃった雫もこんな気持ちだったのか?)

先日読んでいた古本では、前の読者が知らないワードを辞書で調べてはメモとして意味を書き込んでいるようでした。読み進めていると「香箱座り」に丸がつけられ、その線の先に前足を折りたたんで座る絶妙にゆるいネコの絵が描かれていて胸がきゅーーんとしました。

オルビス社員のひなたが、ほぼノンフィクションなお話を週替わりでお送りします。次回の更新は6月18日(水)。テーマは「距離感バグ問題」です。

イラスト/タソカレー

編集/間野加菜代(Cumu)

文/神谷日向子

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